分布の中心についての特性値を代表値といい、最頻値、中央値、平均値がある。
正規分布であれば左右対称となる。下記のような感じ。
最も頻繁に出現する値のこと。
データを値の昇順に並べたときに中央に位置する値を中央値のこと。
5教科の平均点を出す時のような、算術平均が最もよく用いられる。
下の表は、ある中学校の8人の生徒A~Hの通学時間(分)を示したものです。この8人の通学時間の中央値(メジアン)を求めてください。
生徒 |
A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
H |
通学時間(分) |
40 |
35 |
28 |
41 |
38 |
39 |
28 |
23 |
【解き方】
通学時間のデータを小さいほうから順に並べる。
順位 (番) |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
通学時間 (分) |
23 |
28 |
28 |
35 |
38 |
39 |
40 |
41 |
8データあるので、(8+1)/2=4.5 中央値は、4番目と5番目の平均なので、 (35+38)/2=36.5 (分)
要するに・・・
次にある8個のデータであれば・・・
28,7,11,22,9,16,15,19 の中央値は
先ず大きさの順に並べ替えると
7,9,11,15,16,19,22,28
となるので、
中央に最も近い2つの値 15と 16の中央の値 15.5とする。
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