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KADOKAWA
発売日 : 2019-09-27
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<初回感想>
自分の言葉を持っている人は強い。そう思いはするものの,自分なんかがこんなことを言っていいのか,自分ごときが言うべきではない,と考える自分がいた。
いろんなタイプごとの人間に合わせた話の展開もあり,一度自分に該当するページから読み進め,全体を読んだ。
意見を組み立てる工程は方程式になっているため,どこを強化し,どのように組み立てていくのかなどがわかりやすく,上手に組み上げるためのトレーニングも参考になった。
ただ,一度読んだだけでは完全理解・完全実行は難しいと感じているため,何度か読み返しながら今後の参考にしていきたい。
<2回目感想>
「言わぬが花」という言葉があるが,周囲のことなど度外視した時に言えないのは
本当はそこに花がないのかもしれない。自分は思考停止になっており,これから先を
良くしようという気持ちがないことを口実にしているだけではないか?
意見をこれまでに言ったことがないことはないが,なぜ言わなくなったのか・・・。
以前の自分はなぜそう言えるのか,本当にそうなのかと突っ込まれ,反論できない
「穴のある意見」を作り出したり,「言わぬが花」の気持ちとなり,自分という
ものを抑え込むようになっていたからである。
現状を分析し,意見を組み立てる工程は方程式のまずい部分が浮き彫りになった。
意見はドンドンいうべきであり,ピントが外れていようが自分のカラーを出していか
ないと淘汰されていく,そんな強い気持ちを持たせてくれる良書であると改めて感じた。
読了:2回目
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