１年で億り人になる

＜感想＞
　『1年で億り人になる』という本書はお金持ちになるための考え方や行動，投資例などをわかりやすく解説しています。内容はネタバレになるので詳細には書けませんが，以下に概要だけ備忘も兼ねて書き記したいと思います。

• まず稼ぐという発想を捨てる
• お金持ちはお金を借りて資産を買う
• 法人を作ってお金を借りる
• お金を借りて，株ではなく不動産に投資する
• お金を借りて起業してはいけない
• まずは中古の不動産を1部屋買う
• 10年以上稼いでいる人の情報に触れて，即行動する

･･･といった感じになります。
私が一番衝撃だったのは，自分自身に稼ぐ力をつけることが重要だとばかり思っておりましたが，上述の１番目にあるように稼ぐという発想を捨て，２番目にあるように『借金をして資産を買う』ことです。また，法人を作ってお金を借りることも有効のようです。

内容に多少腑に落ちない点があったのは事実ですが，それを差し引いてもたくさんの気づきが得られる内容でした。読了後，今現在ではできるところから進めており，現在進行形です。本書を読まれて，私同様に気づきを得られてはどうでしょうか。

神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

＜感想＞
　この本は，「人間関係」「お金」「仕事」「恋愛」など，読む人の人生観を１８０°ぐるりと変える魔法のような実用エンタメ小説です。主人公のみつろうさんと神様との会話を通じて，幸せになるためのヒントや考え方が語られています。ネタバレになるかもですが，以下に記述しておきます。

・「自分がしあわせになりたければ、他人をしあわせにすればいい。 これが最短のルート」
・「思考は現実化する」ことを教えてくれる
・「目に映るものがそのように見えているのは、創りあげたその人だけ」
・「たいていの場合、自分の信じている深層意識は、「他人」を使って言わせる」
・「固定観念を自分で仕込んで、自分で転んで、自分で一喜一憂してるだけ」
・「自分が望んだ通りになることを想像するようにしなさい。 嫌いなことを想像する時間を減らしてな」
・「幸せに「なりたい」という人は「自分は幸せじゃない」と信じている。」

上述のように，様々な形で神さまからの格言がおりてきますが，
私が一番刺さった言葉は･･･「鏡は先に笑わない」です。

私自身の読了後の感想としては内容が腑に落ちない，自分への落とし込みが上手くできていないところがあるので，再読はしてみたいと感じています。でももう少し早く出会いたかった書籍であることは間違いないと思っています。

この本は，幸せや成功について考えたり，自己啓発を目指したりする方々におすすめです。
どうぞ、お楽しみください！

図解・最新　難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください！ 

＜感想＞
　まずは本書の要約をします。 この本は、お金のド素人が、東大卒で金融のプロである山崎元さんに、お金の増やし方を教えてもらうという内容です。コミカルな会話形式で展開され、図やイラストが多く使われているので、とてもわかりやすいです。

　本の中では、以下のようなことが説明されています。

• 銀行に預けたお金はマイナス金利の影響で減っていくので、投資をする必要がある。
• 投資にはリスクが伴うが、リスクを分散することで減らすことができる。
• 覚えるべき金融商品は3つだけで十分。
• 年金は将来不安定になる可能性が高いので、自分で老後資金を作るべき。年金360万の法則を知っておくと良い。
• 保険は必要最低限に抑える。特にがん保険は入らなくても良い。
• 家のローン返済は最強の投資と考える。家賃よりもローン返済の方がお得。
• NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用する。つみたてNISAは初心者におすすめ。
• 株やFXなどのハイリスク・ハイリターンの投資は素人が手を出すべきではない。

以上のように、この本はお金の基礎知識から具体的な運用方法まで、シンプルに教えてくれます。お金に関心がある人にはぜひ読んでほしい一冊ですまた，私が読了後に感じた一番良かった点は本書に書いてある知識は非常に大事ではあるが，その知識だけを頼りに南の島で悠々自適に過ごすことをイメージして生きるのではなく，やはりしっかり『働くこと』がもっとも大事だと言われている点が心にささりました。