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著者 : 西岡壱誠
KADOKAWA
発売日 : 2019-09-27

<初回感想>
 自分の言葉を持っている人は強い。そう思いはするものの,自分なんかがこんなことを言っていいのか,自分ごときが言うべきではない,と考える自分がいた。
 いろんなタイプごとの人間に合わせた話の展開もあり,一度自分に該当するページから読み進め,全体を読んだ。
 意見を組み立てる工程は方程式になっているため,どこを強化し,どのように組み立てていくのかなどがわかりやすく,上手に組み上げるためのトレーニングも参考になった。
 ただ,一度読んだだけでは完全理解・完全実行は難しいと感じているため,何度か読み返しながら今後の参考にしていきたい。

<2回目感想>
 「言わぬが花」という言葉があるが,周囲のことなど度外視した時に言えないのは
本当はそこに花がないのかもしれない。自分は思考停止になっており,これから先を
良くしようという気持ちがないことを口実にしているだけではないか?

 意見をこれまでに言ったことがないことはないが,なぜ言わなくなったのか・・・。

以前の自分はなぜそう言えるのか,本当にそうなのかと突っ込まれ,反論できない
「穴のある意見」を作り出したり,「言わぬが花」の気持ちとなり,自分という
ものを抑え込むようになっていたからである。
 
 現状を分析し,意見を組み立てる工程は方程式のまずい部分が浮き彫りになった。
意見はドンドンいうべきであり,ピントが外れていようが自分のカラーを出していか
ないと淘汰されていく,そんな強い気持ちを持たせてくれる良書であると改めて感じた。

読了:2回目


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著者 : 斎藤孝
大和書房
発売日 :

<感想>
 仕事柄,人前で話すことが多くなっている。しかし,聴衆は聞いているのか,理解できているのかを疑ってしまう様子である。また,普段何気なく意識もしないような話をした際にはしっかりと話を聞いてくれていたりする。
 人を引きつけるような噺家になりたいと思って読んでみた。すべてをこなせば,万人を引き付けることが可能とは言わないが,大きなヒントとなるようなことが本書には記載されていた。まずは「知情意」を強化すべく,私自身を強めていきたい。


先生にこそ磨いてほしい「ことばの伝達力」 教室で役立つ30のヒント
先生にこそ磨いてほしい「ことばの伝達力」 教室で役立つ30のヒント

<感想>
 これまでの私をひどく恥かしく感じてしまう内容であった。何かうまくいかない,どうしたらいいのかといった悩みを払拭してくれる,なるほどと思える内容であった。
 記載されているすべてを実行に移すことはなかなか難しいが,できるところから取り組んでいきたい。日々の生徒への声かけの言葉選びにももう少し配慮をしていきたいと思う。



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